地方創生に役立つビッグデータ!情報ツールのRESASとは?

地方創生を成功させるには、観光や産業、人とあらゆるものに目を向けなくてはなりません。その一役を担うのが、ビッグデータです。膨大かつ多様なデータは地域活性化に役立つものであるとし、国も地域経済分析システム「RESAS」を発表しました。そこで今回は、地方創生に欠かせないビッグデータとRESASについてご紹介します。

ビッグデータとは?

ビッグデータとは、従来のデータベースでは記録、保管、解析ができなかったデータ群です。明確な定義があるわけではなく、膨大かつ多様で頻繁に更新されるデータの集合体とされます。単に大容量のデータというより、様々な種類や形式が含まれたデータです。これまで見過ごしてきたデータを記録、保管して解析することで、新たなビジネスや仕組みを生み出す可能性が期待されています。

地方創生での活用方法

多様なデータ解析ができるビッグデータは、地方創生にカギを握っているとされます。ビッグデータの活用方法として、以下のような例があります

地域ごとの問題点の分析

埼玉県では、交通安全の強化を目的にビッグデータを利用しました。自動車メーカーと連携し、運転者それぞれのカーナビデータから急ブレーキが多発している箇所を導き出し、路面表示やコーンの設置など安全対策を実施したのです。地域の細かな問題点や課題の解決に、データが活用されています

産業や地域の振興策の立案

地方では、観光客の誘致や名産品の販売に力を入れているも多くありますが、そんな時にもビッグデータは活躍します。具体的には、地元の農産物が売れた場所や時期をデータで分析可能です。観光客であれば、各地域からの訪問人数、時期、年齢層などが判明するので、広告やマーケティングも効果的な手段だけを選択できます。ビッグデータの活用により、地域産業や観光施策の立案でも適切な対応ができるでしょう。

地域創生を後押しするRESAS


「RESAS」を発表しました。RESASを自治体が使うことで、地方の人口増加や産業の発展に役立つのではないかとされています。

RESASとは

地域経済分析システムであるRESASとは、地方創生の様々な試みを情報面から支援するため、国が提供しているサービスです。自治体や地域活性化に関心を持つ方々によって、効果的な施策を立案・実施・検証していくために利用されています。RESASが優れている点は、数値や情報が可視化されているところです。人口増減や産業の生産性などが、マップで色分けされ表示されます。記録・保管されたデータをもとに将来予測も立てられるため、早い段階で対策も練れるでしょう。

活用事例

RESASは、すでにいくつもの自治体や団体で活用されています。たとえば、北海道釧路市では「域内循環と外から稼ぐ力を備えた産業の育成」のためRESASを使用し、効果的な施策を検証しました。外国人観光客の動向や食料製造業の労働生産性を分析し、今後の施策立案に役立てています。茨城県かすみがうら市では「地域資源を活かした観光と6次産業化」に取り組みました。RESASで市の現状を改めて分析し、市の強みや観光入込客数を把握することで、観光推進に有効な施策を認識しています。

まとめ

ビッグデータは膨大かつ多様で、頻繁に更新されるデータ群です。従来は捉えられなかった情報までも把握できるため、観光や産業など地方創生に役立つとされています。地域経済分析システム・RESASの活用も自治体や団体で進んでおり、施策の立案や検証に利用されています。マップに色が付いているので、視覚的に情報を理解しやすいでしょう。ビッグデータを活用によって、地域活性化に有効な施策を講じられるはずです。

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