道の駅が地方創生につながる?重点「道の駅」とは

今や全国に存在する道の駅は、単に休憩や地域情報の収集といった目的だけでなく、地元の農産物を購入したり、郷土料理を味わったり、観光を目的に訪れる人も少なくありません。
そんな道の駅が持つ役割が地方創生に役立つといわれています。道の駅でどのように地方創生を目指すのか、詳しくみていきましょう。

道の駅の現状とは?

1990年ころより広まった道の駅は、誰でも気軽に利用できる無料の休憩スペースがあり、地域の特産品の販売や情報発信を行う施設です。
現在は1,000駅を超える道の駅が登録されていますが、道の駅を設置できるのは市町村または推薦を受けた公益法人に限られており、地域と連携し防災や地域活性化の拠点となっているところも少なくありません

国は道の駅を地方創生の拠点と位置づけ

誰でも気軽に立ち寄れる道の駅は、逆に言えばどこにでもある施設のため、よほどの観光地でもなければ素通りされてしまう危険もあります。
そのため、地域観光の玄関口として観光課窓口を設置したり、地元農作物の販売拠点や地域住民の生活インフラとしての施設を集中させたりと、他と差別化を図ることで「ついでに立ち寄る」ではなく「道の駅が目的地」となるための努力が多くの施設で行われました。
そこに目を付けたのが国土交通省です。国土交通省は道の駅を地方創生や地域活性化の拠点と位置づけ、企画募集を行ったのです。

重点道の駅とは?

2014年から始まった道の駅による地方創生や地域活性化の拠点づくりには、既存の道の駅を対象に特に優れた機能を発揮していると認められた駅の選定や、特定のテーマについて全国の模範となっている取り組みと成果が認められる駅の選定などがあります。
さらに、応募企画の中から優れたものを選定し、企画に取り組む道の駅を「重点道の駅」と定めました。

どうやって選ばれる?

地方創生や地域活性化の拠点の形成を目指した道の駅の新設やリニューアルといった企画提案について、各地方整備局にて選定後、有識者の意見を踏まえて絞り込まれます。
選定の際には現地視察なども行われ、具体化に向けた体制整備なども見ていきます。

メリットは?

重点道の駅には、自治体や関係機関による協議会などを設けワンストップで相談できる体制が用意されます。
また、休憩施設やトイレ、駐車場などの整備資金面においても国土交通省が支援するため、企画実現に向けて集中できる環境が整えられているといえるでしょう。

まとめ

全国各地に存在する道の駅は、一見すると同じに見えますが、実は施設によって特色を出そうと多くの工夫や取り組みを行っています。
それは、地域の人たちの努力は当然ですが、地方創生の拠点としたい国からの後押しもあったのです。
多くの人で賑わいを見せる道の駅が、地方創生や地域活性化につながることはそう難しくないといえるでしょう。

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