地方銀行は新たな挑戦を

日本国内にある企業は、経営が厳しいというところが増えています。
そのような状況は、地方銀行にも当てはまるのです。
今回は、地方銀行がこれからも地域を支えていくためにはどうしたらよいのかといった点についてみていくことにしましょう。¥

地方銀行は今どうなっている?

まずは、地方銀行の現状からみていきましょう。
地方銀行の状況は、とても厳しい状況にあるといっても過言ではありません。
地方銀行の2019年3月決算では、105行中46行が赤字となっていることが分かっています。
そして2020年3月期決算を発表した76行中56行が減益もしくは赤字という状況になっていることも事の重大さを示していると言えます。
このような状況になってしまった背景には、超低金利や新型コロナウイルスの影響があるのです。新型コロナウイルスの感染拡大によって融資している企業の経営が悪化してしまったり、貸倒引当金が積増しになったりしているため、地方銀行も苦しい状況に立たされています。
そこから抜け出すために、「脱地銀」を掲げて新しい取り組みを行うケースも増えてきました。「脱地銀」によって、地方銀行には新しい道筋が開けていくことになると考えられるでしょう。

「脱地銀」がこれからの時代は重要になる!

「脱地銀」に関する取り組みを行っている地方銀行は少しずつ増えています。続いては、事例を交えながらその重要性について考えていきましょう。

山口フィナンシャルグループ

山口フィナンシャルグループは、50歳という若い人材が執行役員から社長へと一気に駆け上がるという人事が発表されました。
人材紹介業に関するノウハウを蓄積し、ネットワークの拡大を行ってきたことが評価されたのです。
そして、地方自治体との協力関係も密接に結び、地域に密着した銀行として多くの人から支持されるようになっていきました。

銀行も多様性の時代

山口銀行の社外取締役にリクルートジョブズで経験を積んだ人材が就任しました。
リクルートならではのチャレンジ精神を地方銀行に取り入れることによって、新しい方向性を発見しようと考えたのでしょう。
これによって、コンサルティングやアドバイザーといった役割も担えるようになり、地方創生の舵取りもできるようになると考察できます。
新しい取り組みを行うことで、これまでとは違った役割を担えるようになります。それが、「脱地銀」の第一歩になるのです。

まとめ

地方銀行の役割は、お金を貸し出すことが本来の業務です。
それに囚われずに新しい挑戦をすることで、銀行自体が良くなっていくことでしょう。そして、地方創生にも役立つ存在となっていくと考察できます。

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