新たなビジネスモデル「エシカル消費」とは

費者庁の調査によると、「エシカル消費につながる商品やサービスを購入したことがあり、今後も購入したい」と回答した人は35.5%にものぼるそうです。
さらに「購入したことはないが、今後購入したい」と回答した人は45.7%と、関心の高さがうかがえます。
しかし、「エシカル消費」とは何なのでしょうか?今回はエシカル消費について、理念や企業の取り組みについてご紹介します。

エシカル消費とは?

エシカル消費とは、数年前から流行り始めたビジネスモデルのことです。「倫理的な」「道徳的な」という意味を持つエシカルですが、ここに「社会への貢献」「環境の保全」といった意味合いも含まれるようになりました。児童労働や労働搾取などを助長しない、自然環境を損なわない、地域社会や地域経済を応援するなどといった理念の下で生まれた商品を選んで消費することをエシカル消費といいます。

企業の取り組み

では、そんなエシカル消費のニーズに応える商品展開を行っている企業は、どんな取り組みを行っているのでしょうか?一部をご紹介します。

・オールバーズ
サンフランシスコ発のシューズブランド「オールバーズ」は、ソール部分や靴の生地にサトウキビやユーカリといった自然由来の素材を使用しています。
製造時に排出される温室効果ガスの量も開示しており、エシカル消費にかなった商品展開をしているブランドです。

・日本コカ・コーラ
日本コカ・コーラでは、ラベルを付けないペットボトル飲料「い・ろ・は・す天然水ラベルレス」を発売し、好評を博しています。
ラベルを付けないことで環境に配慮した商品でしたが、デザイン性の高さもあり話題となりました。

・日本マクドナルド日本マクドナルドでは、既存メニューだった「フィレオフィッシュ」のリニューアルに合わせてエシカル消費への対応を行いました。
海のエコラベルといわれる「MSC(海洋管理協議会)認証」を取得すべく、環境への影響が大きいとされる冷凍工程を効率化します。
さらにブランドイメージの向上を目指しESG(環境・社会・企業ガバナンス)への取り組みを進めています。

消費者の声を拾えるかどうかがポイント

あらゆる面で多様化が進む時代になったことから、企業は消費者の興味や趣味嗜好、行動といったパーソナライズに合わせた商品展開が求められるようになりました。
そこには当然、環境や社会へ配慮されたエシカル消費にかなうラインナップも含まれており、消費市場の小さな動きも見逃せません。
従来のようなメガヒットではなく、消費者の声を拾い、小さなヒットを積み重ねることがポイントになるといえます。

今回はエシカル消費について、その理念や企業の取り組みについてご紹介しました。
とにかくヒット商品を生み出すことが優先された時代は過ぎ、様々な立場から求められる商品をいかに正確に展開できるかが、企業の今後の発展につながるといえるでしょう。

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